子龍と花が新婚となってから一ヶ月後。
子龍は同僚達が教えた恋の十カ条や恋人免許が冗談だったと知った。
そして、その事実に戸惑いから混乱した子龍は花にも問い詰めようとした。
「花殿!」
「どうしたの、子龍君?」
そう子龍に問う花は、子龍の怒りと戸惑う理由がわからなかった。
故に、子龍は戸惑いと混乱をただ花にもぶつけた。
「花殿も恋の十カ条が冗談だったと知っていたのですか!」
「……」
「花殿!」
と花へと詰問する子龍に答える事無く、ただ両手を合わせた。
パンという音で冷静になった子龍は花の意図を理解し、花も子龍に対しして微笑んだ。
「……そうですね。私達が互いに認め合っていれば良いと言ったのは私でした」
「私もそう思うよ、子龍君」
そう花が満面笑みで応えると、子龍も穏やかな笑みで明日の休日に関する提案をした。
「では、明日の休日は私が家事をしますので、花殿はお休みください」
「……じゃあ、明日は子龍君と一緒に家事をする事にしょう?」
「そうですね。では、明日も一緒に頑張りましょう」
子龍と恋の十カ条に絡む展開はかなり好物かつ萌える展開でした。
また、偽りに気付いた子龍が同僚達に正当な怒りをぶつける会話は……長くなりすぎそうなのでカットしました。
いえ、子花というカテゴリの小説には……と思ったので。
そして、明日は孔明×花の予定です。