7何故護るのだ、その問いはあまりに愚か

ガンダムWの新作小説『フローズン・ティアドロップ』のネタバレが多く含まれています。

 

 

 

 

 

リリーナの病室から退室したカトルは、歩きながら背後に居る人物に声を掛けた。

「……ヒイロはリリーナさんの『願い』を『拒否』するつもり?」

そうカトルに問われる事を予測していた、否、それを求めていたヒイロは無言だった。

それ故に、カトルは自身の思いとリリーナの想いを諭すように告げた。

「ヒイロはリリーナさんを守ろうとしていたし、リリーナさんが傷ついた時はディズヌフを許せないと思ったのでは?」

「……」

「それに、リリーナさんはヒイロに願ったんだよ、『自分の為に生きて欲しい』と」

「……オレは望んでいない」

と、ヒイロは強くも納得できないおもいを、カトルに対しても言葉にした。

その言葉を予測していたカトルは、作為的でも暖かな笑みでヒイロに問い返した。

「そうかもしれない。でも、『感情で行動するのが正しい人間の生き方』だよね?」

「……」

「ボクは『こたえ』を求めないけど、リリーナさんには応えて欲しい。ヒイロの為にも」

そう告げたカトルの真摯な思いは理解できたヒイロは、淡々とした口調で確認した。

「……それがお前の『願い』か?」

というヒイロの問いに対し、カトルはただ微笑み、言葉を返さなかった。

それ故に、ヒイロは入ろうとしなかったリリーナの病室へと足を向けた。

そして、背後の気配が無くなった事に気付いたカトルは、二人の未来を思って祈った。

 

 

 

お節介カトル編2でしょうか?

そして、ヒイリリ前提とした野郎2人の会話ですが……私的にはすごく萌えます(マテ!)

いえ、ヒイロとリリーナ嬢との甘い会話よりも、こういう会話の方が萌えます!

一応、ヒイリリ至上主義者ですが、こういうヒイリリ前提の会話にもかなり萌えます!!

ただ、同意して頂ける方は少ない(いない?)かもしれません。

なので、同好の方は挙手を願いたいです!!!

 

 

 

 

 

護りたいあなたへ捧げる10のお題 (2)配布元「疾風迅雷」