くちづけ~孔花~

孔明が花を元の世界に返そうとしたが、花が孔明を望み、孔明も花を受け入れた後。

花がいた世界の知識を話題とした際、孔明は飄々とした態度で花の腕にくちづけた。

そのくちづけの意味を知る花は、ただ驚いて孔明の隣からから離れて、距離を置いた。

「君が切望する様にボクの腕と唇を見たから、それに答えただけなのに」

「今は昼で執務の時間です!」

そう花は動揺から激しく孔明を非難したが、孔明は飄々とした態度で花に問い返した。

「でも、今はお互いに休憩をしているよね?」

「……」

「そんなに、嫌だった? ボクに触れられるのが」

と孔明に問われた花は、言動の裏も察したが、ただその意図を確認する様に問い返した。

「……孔明さんは意味が分かっているんですか?」

「うん。おおよそは。それに、ボクはいつも花が欲しいし、独占もしたいからね?」

「……私も同じです」

そう花は孔明に答えると、負けないという思いから、花は初めて孔明に対してくちづけた。

それは孔明の腕へのくちづけだったが、花からは初めてだった事にただ動揺した。

その様な孔明の表情が珍しい花は、あえてその表情を堪能する様に見つめた。

「……孔明さん?」

「……本当に君はいつも想定外だよ」

と花に答えた孔明は、あえて花の視線を片手で遮ってから、自身の表情を隠した。

その様な孔明に対し、花はそのような行為を受け入れたが、嬉しさを隠さなかった。

それが数日後に大変な事態となり、花は孔明を煽る事を自粛しようと心の中で誓った。

 

 

 

 

 

三国恋戦記で一番にネタが完成したのは師匠です。

いえ、最萌えの玄徳さんはネタ候補が多い為、他のキャラのネタが決まってから書いたので。

というか、師匠の二次創作は多い上に高レベルな作品ばかりなので……

自身の文章を校正しながら読むと、自虐と自嘲したくなる気持ちが止まりませんが。

それでも、少しでも萌えや楽しみとなれば幸いです。