くちづけ~子花~

子龍と花が婚約をしてから数日後。

互いの休みが重なった休日に、子龍は花の部屋でただ会話を楽しんだ。

その時、花は現代でのくちづけをする場所によってそれぞれに意味がある事を語った。

その為、花は気軽な口調で子龍がくちづけたい場所と意味が有るかと尋ねた。

すると、子龍は迷う事なく、花の手の上にくちづけた。

「……手の上?」

「ええ。あなたへの想いは敬意がはじまりですから」

そう子龍が答えると、花はひどく不満げな表情でただ問い返した。

「……それだけ?」

「私は子龍君の全てが……」

と花は不満を告げようとしたが、子龍はその言葉を奪う様に互いの唇を重ねた。

それには花も驚いて目を見開いたが、互いの唇を離した子龍は淡々と否定した。

「駄目です」

「駄目?」

「ええ。これ以上私の理性を試さないでください」

そう告げられた花は、子龍らしくない欲が混ざる想いに嬉しくも動揺もした。

また、花の動揺に気付かず、自身の言動の結果にも気付けない子龍はただ想いを吐露した。

「私もあなたの全てが欲しい、それは偽らざる正直な想いですから」

「……うん。ありがとう、子龍君」

と花は子龍に答えるだけで精一杯で、子龍は自身の想いを花に伝えるだけで充たされた。

「それは私の言葉です」

 

 

 

 

 

子龍君はストイックなままストレートに愛情表現をされる為、

艶めいた会話もサラリと流せる仕様になるのでしょうか?

いえ、他のキャラだと……すぐに年齢制限!なネタになりそうなので。

ええ、師匠でも一線は超えずとも艶めいた展開となりましたし(遠い目)

とりあえず、可愛くも甘い小説も書けるように頑張りたいと思います!