7行動パターンは把握済み(お題使用1)

合流したホークアイの言動で起こった笑いが、中央兵の攻撃で止まった後。

ひとまず安全と思われる場所に移動すると、マリアが意図的にホークアイに近寄った。

そして、畏怖すら感じる様な壮絶な笑みで、マリはホークアイに宣言をした。

「安心してください、ホークアイ中尉さん。大佐さんが、今、ここで口説く余裕を見せたら、すぐに沈めますから」

そういうマリアの言葉に対し、ホークアイも無言で微笑んだが、ロイはただ憮然とした。

「……私的にはかなり安心できないのだが?」

という、ロイとマリアとホークアイの会話を聞いたチャーリーは再び小さく微笑んだ。

「へぇ、大佐が女の尻に敷かれる未来ってのも面白そうですね」

「私もそれを楽しみしている」

そう答えたアグニも微笑んだが、ホークアイがあえて進言をしながら場を制した。

「……今はその様な会話をしている場合ではないかと」

「そうだな!」

「こっちは任せて!」

と軽口を交わすロイとアグニは、的確なコンビネーションで中央兵を無力化していた。

それから、マスタング隊の弾切れを察したマリアは、あえて軽い口調で戦意を確かめた。

「……まだまだですよね、 大佐さんに少佐さん?」

「ええ。ロイと貴女の子供の成人までは死なない予定よ!」

「……鋼のみたいな言質の取り方だな、氷炎の!」

そう言い合いながらロイとアグニが的確に中央兵を無力化した為、マリアは少し呆れた。

「……イシュヴァールでもアレだったんですか?」

「ああ。あの二人がああいっている間は大丈夫だ」

と答えたチャーリーがニヤリと笑った為、マリアも離れていた大総統夫人の側に戻った。

そして、離れていた間もただ萎縮している大総統夫人を癒すようにマリアは触れた。

また、その様なマリアの気遣いに対し、大総統夫人は縋るような視線を返した。

その様な大総統夫人に対してマリアはただ微笑み、マスタング隊の面々は沈黙していた。

いや、ある意味ではマリアの存在意義と頼もしさを感じたマスタング隊の面々は、マリアに大総統夫人のフォローを任せて戦況に集中していた。

そして、それを予想して頑張っていたマリアは、ただ心の痛みにも耐え続けた。

 

 

 

 

 

……当サイトのオリキャラであるエドの双子の妹は、色々な意味ですみません。

いえ、あまりにヒロイン的なキャラ設定ならびに性格ではないかと。

ですが、こんなオリキャラがメインでも有りだよね、と思って頂ければ幸いです。

 

 

 

使用お題「親友お題3」お題配布サイト「疾風迅雷」