襲わないと出られない部屋 ~譲×望美~

譲と望美は恋人になった。

だが、望美は譲からキスもされる事が少ない事も不満だった為、白龍に頼んで「襲わないと出られない部屋」を用意してもらってから強引に閉じ籠った。

そして、状況を説明された譲は深く考え込んでから望美に状況の再確認をした。

「つまり、此処で先輩を襲わないとこの部屋から出られないってことですか?」

「うん……だって、譲くんは私にキスをしてくれる事も少ないから」

そう望美から誘われた、否、積極的に告げられた譲は、まっすぐな視線と共に問い掛けた。

「自制って言葉を知っていますか?」

「うん」

「男は一度暴走すると止まらないって事も知ってますか?」

と再び望美に問い続けた譲は、かけていた眼鏡を手近なテーブルに置いてから互いの距離をゼロにした。

その様な積極的な譲、否、艶やかな視線で欲を隠さない言動を初めて見た望美はすごく戸惑った。

「うん……?」

「先輩がわかった上ですべて受け入れてくれるなら、俺は先輩を毎日でも襲います」

「ま、毎日?」

「あと、男は拒絶される事に弱い生き物ですから、今、先輩に拒まれたら死ぬかもしれません」

そう譲から告げられた、否、脅迫めいた艶やかな宣告に対し、望美は白旗を挙げる様に身を委ねた。

「……譲くん、ズルイよ」

「では、覚悟は出来ましたか、先輩?」

という譲の問い掛けに対し、望美も当初の思いを遂げる事に同意する様に俯きながらも応えた。

「うん……もっと私を愛して」

「ええ。これからは身体ででも伝えます、愛しています、先輩」

 

 

 

 

 

譲くんは望美嬢への想い深いが故に、一度でも抑えが取れると、どこまでも求めると思っています!