ラヴコレ2018秋の新刊サンプル(クロアリ)

参加サークル名:焔の翼(さ22)

クローバーの国のアリスの新刊「おちる(完全版)下巻」(アリス総受け)
A5/コピー/16P/100円(成人向け)

 

 

「ハートの国のアリス」と「クローバーの国のアリス」のゲーム本編のネタバレもあります。
また、複数×アリスや恋愛感情だけではない性描写が苦手な方や許容が出来ない方はご注意ください。

そして、下巻はクロアリの攻略対象キャラと関係を持ったアリスが選ぶ「終わり」がメインのマルチエンド集です。

本文のサンプル(抜粋)

 

帽子屋ファミリーEND

 

ピアスとエースに抱かれて意識を失ったアリスが気付くと森ではない部屋に居た。

だが、見覚えが有り過ぎる屋敷の一室だと察したアリスは拉致監禁されたのだと察した。

故に、アリスはピアスにそれを命じて実行させた首謀者が現れるのを待った。

すると、アリスの目覚めて落ち着いた頃を狙った様にブラッドがエリオットや双子とピアスを伴って部屋に入ってきた。

「本当にあなたって最低ね、私を軟禁するなんて。ビバルディから小瓶を奪ったの?」

「マフィア対する非難としては、意外性も語彙も少ないな」

そうブラッドが答えると無言となったアリスが、状況説明と拉致監禁の意図を確かめる様な視線を向けた。

すると、ブラッドはその要求へ応える様にアリスに思いを告げた。

「私は欲しいモノは手に入れる為の手段は選ばないし、君が手に入るならば満足しか感じないよ」

「……じゃあ、私をどうする気なの?」

「私の傍に居ればいい。この帽子屋ファミリーの客人として」

というブラッドの答えはアリスには想定外であり、ブラッドの独占欲も知るが故に、アリスはただ状況を再確認した。

「帽子屋ファミリーのボスの愛人として、ではなく?」

「今の君を充たせるのは私一人では難しいし、君の自由を奪う気は無い。だが、君の住居はこの帽子屋屋敷だ」

「……なあ、ブラッド」

そうタイミングを計ったようにブラッドの後ろで控えていたエリオットが同じく控えていた双子とピアスの代表として問い掛けた。

すると、ブラッドは上機嫌のまま、エリオットの質問を促す様に問い返した。

「なんだ、エリオット?」

「アリスはブラッドの女になったんじゃないのか?」

というエリオットの問いに対し、ブラッドは無言でアリスに視線を向け、アリスはただ状況を説明した。

「私のゲームには勝者も敗者もいないし、終わってもいないから、私の主導権は今のブラッドでも取り上げる事は出来ないわ」

そういうアリスの説明を聞いた双子とピアスは、満面の笑みで自身の欲を隠す事なく、率直に問い返した。

「じゃあ、またお姉さんを抱けるの?」

「ボリスとも一緒でも良いの?」

「俺もまたアリスを抱いても良いんだよね?」

という問い返しの言葉は想定内でも、双子とピアスの勢いの激しさに圧倒されたアリスに対し、ブラッドは意味深かつ艶やかな笑みと共にアリスに宣告した。

「私はお嬢さんが望むままに受け入れるよ。そして、それは私達の総意だ。だが、覚悟しておきなさい。私は君を手に入れるためなら、手段も関係も拘らないからね」